木村硝子店のお茶会・一保堂茶舗

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一保堂茶舗・京都本店、東京丸の内店、にて木村硝子店のお茶会を開催しました。

以前、一保堂さんには木村硝子店のプレス向商品発表会の際にもご協力頂きました。
その時の様子はこちら (2014 PRESS DAY 5/14 レポート)

 

いよいよ夏が近づいてきて冷茶が美味しい季節です。
このお茶会では、様々な種類のお茶を様々な形のグラスで冷茶として楽しみながら、奥深いお茶の世界を学びます。無色透明のグラスにきれいなグリーンが映え涼しげな様相は、暑さを少しでも和らげる手助けとなれば、と思います。

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【お茶を知る】

日本茶4種の味わいを器違いで楽しむ。
・抹茶<明昔>…プラチナ 4ozシェリー
・玉露<甘露>…タサキ大吟醸 4oz
・煎茶<雲露>…ベッロ M
・いり番茶…サヴァ 15ozビール/ワイン

一保堂さんと木村硝子店で、お茶に合わせてセレクトしたグラスでおいしいお茶をいただきます。まずは一保堂さんの試飲用のぐい呑のような器で味を確かめます。それから4種類の日本茶をそれぞれ違った形のグラスで飲むとどうだろう、という試み。

抹茶<明昔>×プラチナ 4ozシェリー
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抹茶<明昔> は、程よい渋みを持ち合わせた、さっぱりとした味わい。毎日お召し上がりになる方や“シャカシャカ抹茶”にもおすすめ。<明昔>やシャカシャカ抹茶の詳しくは一保堂さんのHPで。

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プラチナ4ozシェリー は、木村硝子店のオリジナルのハンドメイド商品。約40年前からつくり続けているシリーズです。その名の通りシェリーグラスですが、今回は「抹茶」でのご提供。縦長のフォルムに抹茶の鮮やかなグリーンが映え、静かな佇まいを思わせます。サイズも丁度良い感じ。抹茶の香りと味わいと冷たさをスッと感じ、夏の暑い日のお客さまへのおもてなしなどにもピッタリではないでしょうか。

玉露<甘露>×タサキ大吟醸 4oz
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玉露<甘露> は玉露の味がご自身のお好みかどうかを見極めるための一歩にしていただきたい、という銘柄だそうです。詳しくは一保堂さんのHPへ。

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タサキ大吟醸 4oz は、ソムリエの田崎真也さんによるグラスシリーズ。香りの華やかな大吟醸を味わうために作られたこのグラスは、玉露の香りを最大限引き出し味わうことが出来ます。玉露という少量で楽しむお茶にはサイズ感も丁度良いグラスです。
一保堂さんではこのグラスにロゴを入れて販売もしています。
木村硝子店製グラスA (一保堂さんのオンラインショップで購入可能)マークなしは木村硝子店ziziストアで販売しています。

煎茶<雲露>×ベッロ M
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煎茶は甘みと渋みのバランスを楽しむお茶。煎茶<雲露> は渋みが強めでさっぱりした味わい。後口もすっきりしているのでお食事の後にもおすすめです。詳細とご購入は一保堂さんのHPへ。

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ベッロM は、冷茶用にとデザインされたグラスです。まさに今回にピッタリです。グラスの口元がゆるやかに広がっていることにより、中の飲み物が口内にじわりと広がって舌全体で味を柔らかく感じ取れます。また飲む際に鼻がグラスに覆われる事でふんわりと香りを感じます。
こちらも一保堂さんでロゴを入れて販売をはじめた商品です。
木村硝子店製グラスT (一保堂さんのオンラインショップでご購入可能)同じくロゴ無しは木村硝子店ziziストアへ。

いり番茶×サヴァ 15ozビール/ワイン
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東京では馴染みがありませんが、京都で「番茶(=いつものお茶の意)」といえばいり番茶 のことだそう。カフェインも少なく、小さな頃からみんなが飲んでいるそうです。初めての方だと、その独特の香りが「煙くさい」と苦手に感じる方も少なくないそうですが、スモーキーな香ばしさと、さっぱりとした味わいはクセになりそうです。温かくても冷たくても美味しくいただけます。一保堂さんのHPをチェックしてみてください。

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サヴァ 15ozビール/ワイン は、ワインや香りの豊かなビールを楽しむためにデザインされたグラス。「いり番茶」は京都では日常のお茶として、どの家庭でもポピュラーに飲まれているお茶なのでコップなどでゴクゴクと飲まれますが、今回は馴染みのない方に提案することに重点をおき、そのインパクトある香りを楽しむグラスとしてこのグラスを選びました。ふんわりとしたボディの形は香りをゆったりと楽しむことができ、薄い飲み口はテイストを繊細に感じ取ることが出来ます。スモーキーな香りのこのお茶を楽しむことは、ウイスキーを楽しむ感覚と少し似ているかもしれません。

【グラスを知る】

器で生かすお茶の味。
同じお茶でも違った形の器で飲むと感じ方はどうだろう?
煎茶<薫風>を平たいソーサー型のグラスと縦に細長いフルート型で比べてみましょう。

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煎茶<薫風> はお茶だけでも十分なまろやかな甘みが特長。
こちらをソーサーシャンパングラスのピーボ61804-30 と、フルートシャンパングラスのバンビ5ozフルート で。

ソーサー型で飲むと、口に含んだ際に飲み物が舌全体に広がります。
細長いフルートタイプは飲み物がスッと入ってくる感じ。
同じお茶でも感じ方、印象が違ってきます。

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ひとやすみ、 煎茶<薫風>とピーボ3500-17 と甘泉堂の栗蒸し羊羹。
背の高いステムグラスでお茶を楽しむ、というのも新鮮で良いかと。

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【抹茶を楽しむ】

お濃茶を一口。チョコレートにもとっても合います。
スプーンはこの日のための特製スプーン。

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とろりとしたペースト状のお茶はしっかり濃い味わいで、濃厚なチョコレートに合います。この日のチョコレートは、La Maison du Chocolatのもの。柑橘の風味のチョコレートで、はじめはお茶と柑橘系…う〜ん合うのかなぁと思いましたが、これがとても良く合います!とても美味しいです!特製硝子スプーンは舌触りもよく、トロリの濃茶とも相性ぴったりです。
一保堂さんではイベントなどの際にこうして濃茶をスプーンで出すのだそう。
『抹茶グーモン(仏語で”食いしん坊”の意)』と呼んでいるそうです。作り方はこちら

 

【SPECIAL】

おまけのスペシャルは目にも美しい抹茶シャンパンで乾杯!

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その名の通り抹茶をシャンパンで点てます。
まず少しのシャンパンで抹茶を溶いたら徐々にシャンパンを足していきます。この時のシャンパンは辛口がベター。
抹茶の風味を楽しみましょう。
詳しい作り方はこちら
グラスはピーボ オーソドックス 63224-140 。

木村硝子店のお茶会はいかがでしたでしょうか?
毎日飲んでいるお茶だけれども、知らないことがたくさんあって勉強になるのはもちろんのこと、とっても楽しい&おいしい会でした。また普段大抵グラスの中身は赤いものだったり薄い黄色や黄金色の液体だったりが見慣れているのですが、繊細な緑色や鮮やかなグリーンの入ったグラスの姿はとても美しく新鮮でした。
一般の方向けにもイベントや教室を開催されています。
是非みなさまもチェックしてみてください。

 

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