スプリッツアー

Jun 1

スプリッツァーは白ワインを炭酸で割ったカクテル。

キリッと冷やした白ワインと炭酸のシュワっと感が、夏の暑い日に飲むにはぴったり。氷がカラリと音をたてる様も涼しげで、レモンやオレンジなどの柑橘類を入れても爽やかです。白ワインだけでなく、赤ワインでも。赤ワインで作ると炭酸で割ったことによって透き通った鮮やかな赤色が素敵です。

甘いほうがお好きな方はワイン+ジンジャーエールというカクテルもあります。
赤ワインベースなら「キティ」、白ワインベースなら「オペレーター」と呼ぶそうです。

 

Jun 2

写真のグラスは「ピーボオーソドックス62987-390」。ピーボオーソドックスシリーズはスロバキアのグラスメーカーで木村硝子店のデザインしたものを手作りで製作していただいています。このメーカーと仕事を始めた頃に、メーカーが持っている商品群から選りすぐりの可愛らしいグラスたちを「ピーボ」と言う名前をつけて販売を始めました。実は「ピーボ」はスラヴ語でビールの意味。チェコでもスロバキアでもビール作りはとても盛んで、どこに行っても美味しいビールが飲めます。パブに入って「ピーボ!」と言えばビールが出てきます。そんな可愛らしい「ピーボ」ですが、日本人にとっては聞いたことがない響きで、短くて憶えやすい、と言ったことでワイングラスのシリーズにその名前をつけました。メーカーの担当者もワイングラスシリーズの名前に「ピーボ」?と最初は不思議がっていましたが、今は慣れてくれているようです。

デザインは専務の木村祐太郎。
白ワイングラスとしてデザインしたこのグラスは、デザイナー自身が芳醇さとさっぱり感を兼ね備えた白ワインが好きなので、普通の白ワイングラスに比べると胴が太くなっているデザインになっています。また飲食店様で使用していただくことを念頭に置いているため日常では実際に使うことのないほどの足が長いスタイル。とても華奢な作りとなっていて足を掴んで持ち上げていただくと本当にフワッと持ち上げることができます。

ギラッと晴れた夏の日には、ビールもいいけれどスプリッツァーで乾杯を!

Jun 4

ピーボオーソドックス62987-390
59×230×59・390cc

Tensen

「オトコノキッチン」というオールアバウトさん運営のサイト内の「あの一杯は、このグラス」という連載にて季節にオススメの飲み物と木村硝子店のグラスを発信していただいています。グラスチョイス/専務、文章/オトコノキッチン編集部さん、撮影/大町にて毎月更新しています。6月はスプリッツァー。

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