ウイスキーをロックで

クランプルオールド

ウイスキーや焼酎などをオンザロックで飲む際に使われるロックグラス。またの名をオールドファッションドグラスといい、略してオールドなどとも呼びます。氷を入れたオンザロックスタイルでなく、ストレートで飲む際にも使われています。

お気に入りのウイスキーや、とっておきの焼酎を楽しむ際には、良い気分になれるような少し特別なグラスを使ってみるのもいいものですよ。

工業デザイナーの小松誠さんによるクランプルオールドは、くしゃっとした表情がユニークなロックグラス。1980年からロングセラーを続けるシリーズで、MoMAのパーマネントコレクションとしても所蔵されています。このゴツゴツとしたフォルムが意外と持ちやすく、ウイスキーを注いだ佇まいはきらきらと美しいのです。

クランプル オールド

MITATE 10ozオールド

MITATE(ミタテ)シリーズは厚手のグラスに大胆なカットを施したシリーズです。このMITATE 10ozオールドはロックグラスとしてはやや小ぶりかも。バーでのロックグラスのイメージが、大ぶりなグラスに大きな氷が入っていて、液体が少し注がれているイメージ、からするとですが。カットのデザインはいわゆる『切子』と聞いて浮かぶようなデザインとは異なり、全く新しい切子のグラスです。

MITATE 10ozオールド

三組Z02-OL10

カクテルグラスシリーズの三組(ミクミ)は非常に薄いグラスに、繊細な切子を施したもの。シリーズ名の三組は、木村硝子店のすぐ近くにある、三組坂という坂の名前から取られています。伝統的な切子の文様には名前があり、こちらの文様は『矢来(やらい)』と呼ばれるもの。矢のように降る雨(矢来の雨)、または竹垣の竹の交差に似ているところから来ているとか。

三組Z02-OL10

SLANT GLASS

ISOLATION UNIT/TERUHIRO YANAGIHARAの柳原照弘さんによる、斜めに傾いたロックグラス。グラス底をカットして斜めにしています。シンプルな形ながら、この斜めというポイントがユニーク。口元の厚みは、薄すぎず厚すぎずの丁度よい感じです。氷を入れた様も格好良いものになっています。

SLANT GLASS

es-2-R 8ozオールド es-3-R 8ozオールド

ずしりと心地よい重みの厚手のグラスに、カットが施されたes(エス)シリーズ。口元も面取りするようにカットし、厚手のグラスながら口当たりが良いようになっています。

es-2-R 8ozオールド
es-3-R 8ozオールド

さて、ご紹介したものはちょっと特別なグラスたちでしたが、もっと気軽に使いたいんだよなぁ、という方にはマシンメイドの買いやすい価格のグラスもおすすめです。今回は色々な形の6種類を。グラスの画像から商品詳細のページに移動しますので、気になるものは是非チェックしてみてください。

マシンメイドのロックグラス