LEE(リー)

尊敬してやまない「ウィーン135」へのオマージュを込めた商品を作りたい、そんな思いからデザインがスタートしたアイテム。厚み、サイズ、容量…考え始めると尽きない興味と、こんなもの作って売れるのか?という葛藤とワクワク。完成したグラスは、『リー140』。シリーズとしては3サイズの展開になっています。

リー 140
リー 180
リー 240

あえて厚みを持たせた筒状のシンプルな形状のコップ。一番小さいサイズのリー140はウィーン135へのオマージュからなので、もちろんコップワインにおすすめですが、今回使用したガラス素材の特性上、少しあたたかいものにも使える点から、「バーで焼酎を!」という使い方でもおすすめしたいのです。

バーで焼酎を飲むにしても、さまざまなスタイルで提供されてきたと思いますが、やはり焼酎はお湯割りがいちばんおいしい(デザイナー個人の考えです)と思っていて、でもバーで飲むにはちょっと量が多すぎる。そこで今回のリー140は、その厚み、サイズ、容量が丁度よくマッチしていてしっくり来るかも、となったわけです。

製造に使用したガラス素材は"半硬質ガラス"というもの。耐熱ガラスとは異なる素材なので、熱湯OKということにはならないのですが、少しあたたかいものでしたら入れることが出来ます。HOTに対応したいという考えは当初なく、ガラス生地の美しさから今回その素材での製造を試みました。


リー180や、リー240は少し大きくなるので、飲み物以外にもデザートやスープなどにもお使いいただけます。シンプルな形状なので、グラスの中身や他の器などの合わせ方で様々な表情が生まれるのも楽しめるポイントです。


※半硬質硝子…80℃までの温度差に耐えられる素材。"温度差"なので、キンキンに冷えた状態に80℃のお湯を入れると破損するおそれがあります。

※厚みにバラつきの多い製品ですが、一つずつ検品した上で良品としたものとなっております。予めご了承ください。

リー
2025年4月 発売開始