木村硝子店×COLLABORATION
デザイナーやソムリエ、料理研究家などの方たちと木村硝子店とのコラボレーションによる商品群です。
小松 誠 Makoto Komatsu
工業デザイナーの小松誠氏によるデザインシリーズ。
氏の作品はニューヨーク近代美術館をはじめカナダ・モントリオール近代美術館、東京国立近代美術館ほか世界各国の美術館に収蔵されています。 スウェーデンを代表する陶器メーカーのグスタフスベリ社で1970年から3年間、スティグ・リンドベリに師事しました。 多くの人々から親しまれる温かみのあるデザインが特徴で2008年秋には国立近代美術館で小松誠展「デザイン+ユーモア」が開催され、 1999年には武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科教授に就任しました。
インゲヤード・ローマン Ingegerd Råman
スウェーデン生まれ。1970 年代から活躍し、Skruf (スクルフ)、Orrefors (オレフォス)といった、スウェーデンを代表するブランドにデザイン提供する他、 ストックホルム国立美術館、コーニングガラス美術館などでも展示を行い国際的なアワードも多数受賞。 アメリカのスウェーデン大使館のロビーにも作品が置かれる等高い評価を得ています。「使われて初めて自分のデザインの価値が生まれる」というものづくりの姿勢は、世界の人々の共感をよび、シンプルな中にも圧倒的な存在感を放つデザインで活躍を続けています。 2016 年には IKEAとのコラボレーションコレクションを発売。また同年有田焼の職人とのコラボレーション企画にも参加。インゲヤード・ローマンは、スウェーデン政府からプロフェッサーの称号、 スウェーデン王室から The Prince Eugen Medal を授与されるなど、 スウェーデンの誇りともいえるデザイナーです。
麹谷 宏 Hiroshi Kojitani
「無印良品」の創案に参画、時代のライフスタイルを提案したクリエイター。
熱烈なワイン愛好家としても国際的に著名で、フランス国政府より「シュヴァリエ勲章」を受賞されています。国内外への旅行が多く「旅のワインにも最高のグラスを!」という思いから、赤にも白にもシャンパーニュにも理想的な「トラべルグラス」を開発しました。
photo by Rumiko Ito(伊藤留美子)
五十嵐 威暢 Takenobu Igarashi
グラフィックデザイン・プロダクトデザイン・彫刻など多方面で活躍。
また後進の育成にも積極的に関わり、2015年4月からは多摩美術大学名誉教授に就任。伝統的な日本の手工業とモダンデザインを融合させたガラスの醤油さしは、下のガラス器に醤油を入れ、上の部分からスポイトの原理で醤油を注ぎます。
真喜志 奈美 Nami Makishi
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒。ベルリンでファインアートを6年学んだ後、ソウルにて家具と空間のデザイン事務所を始める。2003年、東京に拠点を移し、デザイン事務所Luft設立。以後、ヨーガンレール、starnet(tokyo)、D-BROS、D&DEPARTMENT(toyama)、ALAND(seoul,hong kong)等の空間デザインを担当。主なプロダクトデザインの仕事として、革製品のEnvelopeシリーズ、LAUAN SHELVES、典型プロジェクトがあります。D&DEPARTMENT OKINAWAの立ち上げに参加。2014年、沖縄に生活の場を移し、沖縄、東京、ソウル、香港と活動の場を広げています。
桶田 千夏子 Chikako Okeda
1977年東京生まれ。
慶應義塾大学法学部法律学科卒。大学で法律を学んだ後、料理の道に転身。2010年、清澄白河(東京)にて山食堂創立。2012年より、真喜志と共に家具・空間・プロダクトのデザインに携わる。2014年、沖縄に生活の場を移し、日々料理をしながら「暮らしに必要な物」を見つめ直し、デザインの仕事に取り組み始めています。
テーブルソイソース
Luftは2005年、竹島智子、真喜志奈美により共同設立されたデザイン事務所。2012年、桶田千夏子入所。事務所名であるLuft(ルフト)は、ドイツ語で「空気」を意味します。空間や物の中に、新鮮な空気、余白、間を持たせることをモットーとし、空間、家具、プロダクトまで多岐にわたるデザインを展開しています。
山崎 宏 Hiroshi Yamasaki
YAMASAKI DESIGN WORKSとしてオリジナルブランドを展開するプロダクトデザイナー。
「石ころのようグラス」というリクエストから、「不規則」で「無作為」なグラスを提案。円錐形の塊を木工の道具である「鉋(かんな)」で削り出して原型を制作しています。用途からのデザインではなく、用途を見立てて使う「石ころのようなグラス」です。
柳原 照弘 Teruhiro Yanagihara
1976年香川県高松市生まれ。
1999年大阪芸術大学デザイン学科卒業後、2002年“ISOLATION UNIT/TERUHIRO YANAGIHARA”設立。完成されたオブジェクトの形態や結果だけでなく、“デザインする状況をデザインする”ことが重要であるという考えのもと、プロダクトから空間まで、ジャンルと国境を超えたプロジェクトを手がけています。
トーラ・ウルップ Tora Urup
ガラス・陶器のデザイナー。
デンマーク生まれ。ロンドン/ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでデザインを学び、'83年より愛知県常滑市の陶器工場にて陶器を学ぶ。その後ロイヤルコペンハーゲンを経て、'95〜'00、ホルムガードでデザイナーとして活躍する。デンマークやヨーロッパで自らが手がける作品制作を活動の主とし、コペンハーゲンを拠点に、東京、ロンドン、パリ、ニューヨーク、北欧など国際的に活動中です。
渡辺 有子 Yuko Watanabe
雑誌やCM撮影で活躍している料理研究家。
最近は料理だけでなく、季節を大切にした丁寧な暮らしぶりが幅広い年齢層の女性から支持されています。その渡辺さんからリクエストをいただいたデザインがシャンパン、ワイン、リキュール、また日本酒にも使っていただけるグラスです。コップでワインを飲む気楽さと新鮮さと、そして渡辺さんが大切にする暮らしぶりを重ねて味わっていただくグラスたちです。
田崎 真也 Shinya Tasaki
ソムリエとして国際的に、また多方面で活躍している田崎氏によるデザインシリーズ。
飲み物の味わいにとってグラスの役割は重要であり、自己流の楽しみ方を見つけるためにもっと自由自在であるべきだ、という考えのもと30種類のグラスデザインを手がけられました。コンセプトとしては香りを大切に、飲みやすくオリジナリティーが感じられるものとして考えられています。それぞれのタイトルには、一応合うタイプの飲み物をイメージして付けられていますが、いろいろ試して頂ければと考えています。
SHUNIT
ガラス作家の大村俊二さんとインダストリアルデザイナーの中原俊三郎さんによる、コラボレーションから生まれたブランド。使い勝手の中に、自然と心地よさを感じるシンプルで無駄のないプロダクトを提案し、その洗練されたカタチから、新しいライフスタイルと価値を見出すことが出来きます。
大村 俊二 Shunji Omura
東京ガラス工芸研究所 卒業。
ガラス素材に秘められた造形の可能性を彫刻や工芸の分野で探究し、現代のガラスを提案。国内外にて作品を発表し、住空間を演出する作品を数多く設置しています。海外の大学などでワークショップの講師を務め、現在、武蔵野美術大学教授に就任。東京国立近代美術館工芸館、横浜美術館、富山市ガラス美術館などに作品が収蔵されています。
SHUNJI OMURA HP
中原 俊三郎 Shunsaburo Nakahara
インダストリアルデザイナー。武蔵野美術大学 卒業。
1990年(株)日立製作所 デザイン研究所を経て(株)サブロウデザイン設計設立。
消費者のライフスタイルや価値観をターゲティングし、特徴づけのデザインプロセスを実践。また企業の製品デザインやコンサルタントを展開しています。2003〜2005年 毎日新聞夕刊「ものデザイン事情」コラムの連載なども執筆されていました。現在、武蔵野美術大学教授。日本認知科学会、日本インダストリアルデザイナー協会会員。
沢樹 舞 Mai Sawaki
ワインスペシャリスト。料理家。
ファッションモデルとして国内外で活躍後、ワインの専門家に転身され、現在は料理家としても活動し、自身の運営する食の情報サイト「たべるの」や、雑誌、料理番組などで、ワインに合う新時代の家庭料理を提案しています。シャンパーニュ騎士団よりシュバリエ(騎士)、(社)日本ソムリエ協会よりソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)を授与されました。